母親の食事



西原式育児を実践して、1歳まではずっと母乳一本でやってきた私。
でも母乳であればどんなものでも良い、と思っていた私の常識をイチから改めさせてくれたのが山西みな子さんという助産婦さんが書かれた本でした。
山西先生は元々は桶谷式で勉強されていた方なので、根っこの部分は桶谷式と同じだと思いますがちょっと違う所もあるのでご注意下さい。


どうしたら質の良い母乳が出るかというと、まずは母親の食生活の改善です。
母乳育児、というよりも健康的な食生活の基本ですが「まごわやさしい」食事を心掛けます。
野菜の煮た物や、焼き魚などを中心とした和食が一番良いです。

逆に駄目なものは、絶対に一度は聞いたことがあると思いますがアルコールや香辛料、カフェイン、甘い物、油物などは厳禁です。
そしてそれ以外にも果物、牛肉や乳製品、鶏肉や卵、大豆、お餅や団子なども実は母乳に悪影響があるそうなのです。
そして体温よりも冷たい食物は口にしないこと。
体温が1℃下がる毎に母乳に雑菌が入ってしまうし、味自体も不味くなってしまうそうです。

例えばパンやパスタなど、洋食ばかり食べているお母さんの母乳は不味いらしく、赤ちゃんはあまり飲まなくなってしまうそうです。そしてその上、お母さんの乳首を噛んだりして美味しくない母乳が出ていることを訴えます。
赤ちゃんからのシグナルを見過ごさないように、その場合はまずは自分の食べた物を思い出して下さい。


だからと言って、厳格にこの食事だけを守って食べていくのもストレスを感じてしまいますよね。
ストレスをためるのも良くないので、たまにはお肉やお菓子を食べていいと思います。
私の例ですが、日曜日はお菓子の日、水曜日は鶏肉の日、金曜日はお肉の日など曜日を決めています。こうすれば同じ食材ばかり食べるのも防げるし、息抜きも出来ますよ。
(でもちょっと食べ過ぎかもしれませんね…)
それと「体に良い食事」ということで、ひとつの食材ばかり食べ続けるのも逆効果なので、バランス良く、色々な食材を採って下さい。


もちろんこれは赤ちゃんを産んだ母乳を飲ませたい母親だけでなく、妊婦さんにも言える食事です。ただし、つわり中は無理をしないで下さいね。



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山西みな子さんの本

母乳で育てるコツ

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もっと自由に母乳育児